サイバーゲートの『a.(a)』はボールを打ち出してゴールまで運ぶゲーム。ここではwikiのように各ステージのクリア動画(ネタバレ)をまとめています。
各ステージの攻略のコツやクリア動画は次のリンクから。
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▼アプリ『a.』の感想・レビュー
スマッシュヒットした物理パズルアプリ『R.』に続いて、サイバーゲートが送り出した『a.』。liicaの『Q』からの流れである、ステージクリア型のパズルゲームです。
弾を打ち出す方向と強さを決めるだけというシンプルなルールのもと、ひとつひとつステージを攻略していくのは面白かったです。
クリアできないステージがあっても、かなり答えに近いヒントが参考になります。それだけでなく、なんと広告動画を視聴することで、ステージをスキップできるゆとり仕様。そのため、ステージをクリアできずに次のステージに進めなくて、アプリ自体をやめてしまうということにはなりません。
ただ、やっぱりゲームは自分の力で進めたと思えることが大切なので、この仕組みはエンタメ的にはマイナスのように思えます。例えば、特定の5つのステージのうち、4つのステージをクリアしたら、次の5つのステージが開放されるような仕組みにした方が救済措置にもなるし、やりごたえもあったのではないでしょうか。広告動画を見てもらうより、ステージ再チャレンジでの全画面広告のクリックを狙った方が、広告収入も高くなると思うんですよね。
欠点は、弾を打ち出す時の1手しかプレイヤーが選べないこと。1手しかないと、選択肢が多くても10種類くらいしかないので、総当たりで簡単にクリアできてしまうのです。
例えば、詰め将棋だと1つの局面で5つくらい王手の候補があります。1手詰めでは5種類の選択肢しかないのですが、5手詰めだと5×5×5=125種類と指数関数的に増加。そうなると無駄な選択肢を切り捨てるスキルも問われるようになって、別の面白さが出てきます。
制作者としても、選択肢が少ないと、ほぼ同じやり方で弾を打ち出しても、うまくいくときとうまくいかないときがあるという運ゲーを作ってしまいがち。40ステージしかないのも、打てる手が少ないために新規性のあるステージが作りにくかったからでしょう。これは前作の『R.』でも同じことが言えます。誰もが簡単にプレイできるということで、無料アプリ的には正解なのかもしれませんが。