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アプリ『謎解きトイレの落書き』完全攻略・全問題の答えとヒント一覧(謎解きWC)

 Sanae moriさんの『謎解きトイレの落書き(謎解きWC)』の各問題の解答(ネタバレ)をwikiのようにまとめています。

謎解きトイレの落書き

謎解きトイレの落書き

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 →『謎解きトイレの落書き』・攻略掲示板

 各問題のすべてのヒントや答えは次のリンクから。今後のアップデートにも対応予定なので、よろしければブックマークいただければ。

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▼『謎解きトイレの落書き』の感想・レビュー

 謎が隠された文字列や絵の意味を解読するiPhone(アイフォン)のなぞなぞゲームアプリ。なぞなぞの流れは違っているのですが、UIは『謎解きダイイングメッセージ』『謎解き母からのメモ』とほぼ同じです。

 トイレの落書きという要素に注目しているところが、独特なポイント。トイレの落書きといえば、「○○参上!」といったヤンキー系の書き込みから相合傘、もしくは振られた腹いせに女の子の携帯番号を書くといったことまで幅広い種類があります。単純に「バカ」とか「アホ」とか書いてあるだけの落書きも多いですが。

 実際に謎解きが秘められた落書きがあったという話は聞いたことがありませんが、解けたら宝物が手に入るという仕掛けがあったりしたら面白いかもしれません。

 ただ、その仕掛けと似たようなことは10年以上前の2004年7月、Googleの入社試験で課されていたことがあります(参考記事:「グーグルの入社試験に挑戦だ!」)。それは米国のシリコンバレーの高速道路に↓の文字列が書かれた看板が立っているというもの。

「{first 10 – digit prime found in consecutive digits of e}.com」

 一見、 意味不明の文字列に見えますが、実は「eの連続した桁で見つかる最初の10桁の素数.com」を入力すると、採用試験のWebサイトにたどりつけるのです。ちなみに答えは「http://www.7427466391.com/」。

 しかし現在、このページは存在しません。ただし、2ちゃんねるに立っているスレッド「GOOGLEへの入社問題(解けるかな?)」を見ると、次の内容が表示されるそうです。

「Congratulations. You've made it to level 2.

(おめでとう。君はレベル2に進んだ)

 Go to www.Linux.org and enter Bobsyouruncle as the login and the answer to this equation as the password.

(www.Linux.orgのサイトに行き、Bobsyouruncleでログインし、パスワードに次の答えを入力しなさい)

f(1)= 7182818284

f(2)= 8182845904

f(3)= 8747135266

f(4)= 7427466391

f(5)= __________」

 そして、これに正解すると(「5966290435」が答え)、次のメッセージが現れます。

「Congratulations.

 (おめでとう)

 Nice work. Well done. Mazel tov. You've made it to Google Labs and we're glad you're here.

 (いい仕事だ。よくやった。おめでとう! 君はグーグルラボへの道を切り開き、私たちは君がここに来ることを嬉しく思う)

 One thing we learned while building Google is that it's easier to find what you're looking for if it comes looking for you. What we're looking for are the best engineers in the world. And here you are.

 (あなたがグーグルに入社したいと思うなら、こういうやり方で探すのがいいと私たちは学びました。私たちが探しているのは世界中でもベストのエンジニアたちです。そして、あなたがそうです)

 As you can imagine, we get many, many resumes every day,

 so we developed this little process to increase the signal to noise ratio. 

(あなたが容易に想像できるように、私たちには毎日大変多くの履歴書が送られてきているので、私たちはノイズを除くために、この小さなプロセスを考えました)

 We apologize for taking so much of your time just to ask you to consider working with us.

(あなたに私たちと働くことを考えてもらうために多くの時間を費やさせてしまったことを謝ります)

 We hope you'll feel it was worthwhile when you look at some of the interesting projects we're developing right now.

 (私たちが今、取り組んでいるワクワクするようなプロジェクトの中に、あなたがやりがいがあると感じられるものがあることを望みます)

 You'll find links to more information about our efforts below,

 but before you get immersed in machine learning and genetic

 algorithms, please send your resume to us at problem-solver@google.com.

 (あなたはこの先のリンクで私たちの取り組みについてのより多くの情報を見つけられます。機械学習や遺伝的アルゴリズムに没頭する前に、あなたの履歴書を「problem-solver@google.com」まで送ってください)

 We're tackling a lot of engineering challenges that may not actually be solvable. If they are, they'll change a lot of things. If they're not, well, it will be fun to try anyway. We could use your big, magnificent brain to help us find out.

 (私たちは解決できないかもしれない多くの開発上の困難にチャレンジしています。もし、その困難を解決できれば、世の中の多くのことを変えられます。できなくても、挑戦する楽しみが得られるでしょう。あなたの偉大な脳を私たちを助けるために使ってほしいのです)」

 2ちゃんねるで共有されているくらいなので、ぶっちゃけたところ、米国を中心としたほかのWebサイトでも答えは公開されており、自力で答えを見つけたわけではない多くの人の履歴書が「problem-solver@google.com」まで届いたのではないかと思います。ただ、ワクワクするやり方であることは間違いありません。これを通じて、どんな人が採用されたのか気になるところ。

 また、この広告が出された2004年はGoogleがNASDAQにIPO(新規上場)した年。IPOしたのは8月で、その1カ月前に実施されたということは、上場に向けての話題作りという意味もあったのでしょう。

 ベンチャー企業の代表的存在であったGoogleも、1998年9月4日の創業からすでに17年以上経っています。最近は大企業病にかかっていて、人材が流出しているとも言われていますが、まだヤンチャだったこの時代の空気感も忘れないでほしいなと思うところです。

 もちろん、これを参考にしたと思われる入社試験もあります。ライフネット生命保険の入社試験がそうで、「20年後の社会と仕事の変化について、データを用いて説明してください」という課題が2015年卒(既卒も含めて30歳までOKとか)の入社希望者たちに出されました(参考記事:「ライフネット生命の新卒採用課題が難しすぎる件について。」)。

 Googleは理系的な問題でしたが、ライフネット生命保険は文系的ですね。両方ともアプリの謎解きより、はるかに難しいのですが、入社する気はなくてもちょっぴり挑戦したくはなる課題だったりはします。

 

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